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2008年12月20日土曜日

老老介護の生活~長門裕之・南田洋子夫妻と認知症介護

老老介護。テレビや新聞などのマスメディアでもよく取り上げられるようになりました。

では、実際に老老介護を経験している世帯では、どのような生活をしているのでしょうか。

11月に放送されたドキュメンタリー番組で、芸能界位置のおしどり夫婦といわれた長門裕之さん、南田洋子さん夫妻の生活がつぶさに描かれ話題になりました。

認知症の妻、南田洋子さんを支える夫長門裕之さん。

夫婦愛を感じさせるこのドキュメンタリーは、22.9パーセントという高視聴率を記録しました。

夫妻は、2年前に豪邸を処分し、介護がしやすいようにマンションに引っ越しました。

現在では、妻洋子さんの認知症が進行したため、夫婦の間での会話が成立しなくなり、時には妄想を口にしたり、深夜に徘徊したりすることもあるそうです。

そんな妻を、夫の長門さんは献身的に介護しています。
それは、ありのままの現実を描いた番組でした。
同じ状況にある方々も、この番組を見て勇気づけられたのではないでしょうか。

夫婦だけの老老介護は、社会から孤立しがちですが、長門さんご夫婦の場合は、お手伝いさんなどもたずねてきてくれるということなので、そうした周囲の人たちの存在もきわめて大きいと言えるでしょう。

認知症などで介護が必要になると、大変なこと、心配事は多いと思います。
ですが、人生の終盤に差しかかった時だからこそ、高齢の夫婦が残された日々をできる限り過ごせるような社会環境の整備が必要ではないでしょうか。

老老介護や認認介護を経験するすべての高齢者世帯が、笑顔で介護したりされたりできるような社会が早く到来することを切に願っています。